@cojilo 's diary

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レスポンシブWebデザイン「超」実践デザイン集中講義 を拝読

 レスポンシブWebデザイン「超」実践デザイン集中講義 山崎大助 著 を先日、拝読した。2013年3月下旬に発売された本書籍は、この1ヶ月半、Amazon書籍ランキングで3000~15,000位台を推移している、コンピュータ・IT関連の書籍でもトップに入る人気書籍だ。

 

 本書籍以外に比べたのは、こちらのブログで書評が書かれているレスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法 。こちらは2012年5月の初版で、書店でもよく見かける書籍だ。

 

 どの書籍も、レスポンシブWebデザイン概要、普及の背景や総合的にまとめた構成となっている。その中でも、今回紹介するレスポンシブWebデザイン「超」実践デザイン集中講義はが大きく異なる点は、「サイトテスト」と、WordPressでの実装が掲載されている点だ。全体の章構成はよくまとまっている。

 

 どのような書籍かは、Amazonレビューに分かりやすくまとめられているので、購入前の参考にすると良いかもしれない。

 

 以下、Amazonレビューを引用しておく。

 

"レスポンシブWebデザインは2010年5月ころに米国のデザイナーが技術系ブログに投稿した記事で発表されました。2009年にはこのデザイナー個人のブログでレスポンシブWebデザインの核となる「フルードイメージ」と呼ばれる技術を紹介しています。

 

 その流れからレスポンシブWebデザインを取り上げた記事や書籍は少しずつ普及しはじめていますが、本書籍は入門書として最適な一冊です。技術系書籍としてはバランスが取れており、序論からレスポンシブWebデザインの基本、サイト設計に加え、基本コーディング、デモサイト制作、テスト、それからWordPressでの実装とレスポンシブWebデザインのファーストステップに良いでしょう。書籍の構成としては、著者はエバンジェリスト的な立場に感じます。

 

 文章が分かりやすく、Webデザイナー、コーダーにも読みやすい書籍です。また、著者はHTML5やCSS3において過去に業界誌・Webでの連載実績があり、テストツール・プラグインの活用など、現場のプロとしての目線が的確に入っています。これは技術書においてはどうしてもどちらかに寄ってしまうことですが、特に多くのコードを書きたい人、既にレスポンシブWebデザインを実践している人にとっては内容に不足を感じるかもしれません。とはいえ、一冊備えておくと助かると感じました。"